WiMAXの通信モード・通信速度・速度制限 全まとめ

青いガチャピンとムックのCMでもおなじみのWiMAX。
WiMAXサービスは2009年の始まりに比べて随分とサービスも拡充されてきました。
こちらでは現在提供されているいくつかのサービスを中心にまとめています。

ここ数年でWiMAXの契約体系が大きく変わった!

現在、WiMAXと呼ばれる契約には大きく分けて二種類あります。

  • WiMAX(新規受付はほぼ終了)
  • 2009年開始の通信サービスで開始当初は下り最大40Mbps
    ※現在はWiMAX 2+への移行に伴い下り最大速度が13.3Mbpsまで減速

    完全定額で契約期間の縛りや速度制限といったこともなく話題に
    ただ、はじめの頃はエリアが狭く電波の入りが悪いといったことも…

    実際に私も開始当初Try WiMAXで試したのですが、
    当時住んでいたマンションの4階だと電波の入りが悪かったです。。

    WiMAX利用者向けにWiMAX 2+へのタダ替えキャンペーンが実施されていますが、
    これよりも高額キャッシュバックを得られるプロバイダで契約し直した方が安くなることも…

  • WiMAX 2+(今、契約するとこれ)
  • 4,380円/月(UQ Flat ツープラス ギガ放題)
    3,696円/月(UQ Flatツープラス 7GB)

    2013年10月に開始した現行のWiMAX通信サービスサービスエリアも
    サービスエリアも広がり、主要都市圏では他のWi-Fiルーターとも謙遜ないくらいに!
    通信速度は下り最大110Mbpsから始まり、現在は最大220Mbpsにまで増幅!
    2016年後半には下り最大440Mbpsになっていく予定

    現在もエリアは随時拡充されています。確認はこちらから

    ちなみにPocket WiFiは下り最大261Mbps(Pocket WiFi 504HW、2016年4月現在)
    ※機種により最大通信速度は異なる。平均的な最大速度は110〜187.5Mbps。

    速度表記にある下りと上り、それぞれの違いについて

    通信速度を示す際に下り速度や上り速度といった表記がされています。
    下り速度とはダウンロードをする際の速度、上り速度とはアップロードをする際の速度です。
    ⇒何か調べごとや動画閲覧をする際はダウンロード(下り)がメインになります。

    最大通信速度はあくまで理論値。実際はそこまで出ない

    WiMAXに限らず必ずといっていいほど記載のある最大通信速度とは、あくまで理論上の最大値。
    まわりの通信環境や混雑状況などに影響されるため常に同じ速度が出るとは限りません。

    また、端末によってもその仕様毎に対応速度が変わってくる点に注意。
    WiMAX 2+でも下り最大110Mbps〜220Mbpsまで、対応端末により最大通信速度は異なります。
    増幅後に出ている製品であればその時点での最大速度に対応していますが増幅前の製品は内部のハードの性能的に対応していない場合がほとんど。

    以上より、二年単位で使っていくことを考えると通信速度が速いに越したことはありませんが、若干の違いであればそれ以外の部分(安定して通信できるか、料金は高くないか、縛り期間はどのくらいか)が選ぶ際に重要になってきます。

    WiMAXの通信モードは製品によって異なる

    WiMAXにはいくつかのルーター製品がありますが、重さやバッテリー以外にも対応する通信モードの違いがあります。
    ハイスピードはどの製品も対応していますがノーリミットとハイスピードプラスエリアは製品次第。

  • ハイスピードモード⇒WiMAX 2+エリアでの通信(下り最大220Mbps)
  • 通常、一番使用頻度が多く最速な通信モード。ギガ放題プランなら月間上限なし!

  • ノーリミットモード⇒WiMAXエリアでの通信(下り最大13.3Mbps)
  • 旧WiMAX回線を使った通信モード。こちらも上限はないが通信速度が以前よりも低下。

  • ハイスピードプラスエリアモード⇒au 4G LTEエリアでの通信(下り最大75Mbps)
  • ハイスピードプラスエリアモードは、WiMAX回線ではなくau回線を利用。
    ただし利用した月は別途1,005円/月追加されるのと月間7GB以上の通信で制限がかかるので注意。

    ※対応端末のみ(現行モデルでは、W01、W02)
    ※ハイスピードプラスエリアモードで7GBに達すると、それ以外のハイスピードモードでも速度制限が。
    山間部などau回線しか使えないなど緊急時以外は余り使わない方がいいかも…

    WiMAXにもある直近3日間の速度制限について

    気をつけて利用していても、うっかり制限にかかってしまうことも…
    WiMAXはモバイルルーターの中では制限は緩く設定されているのも嬉しいポイント!

    月間上限なし!ただし、短期間の大量通信時に制限あり!

    WiMAXのギガ放題プランなら、月間データ量に上限はありません。
    しかし、直近3日間で3GB以上の通信が行われた場合は”一時的に”制限がされます。
    ギガ放題ではない通常プランは月間7GB迄。

    1日1GB以上というわけではなく3日間で3GB。
    極端な話、3日前に2GB通信してもその後0.1GB程度で済んでいれば制限はかからない。
    また、月末までずっと遅くなるのではなく直近3日間の通信量が3GB未満になった日の翌日昼頃には解除されます。

    速度制限時もWiMAXなら最大で6Mbps程の速度が出る

    WiMAXの速度制限は他のキャリアよりもゆるめに設定されています。
    一時、『上限なし』ばかりを前面に出して宣伝してしまったがために直近3日間の通信制限が始まってから炎上してしまいました。
    その後、制限時の速度が緩和され上下最大6Mbps前後で通信できるようになったため、あまり気にする必要はありません。
    参考URL http://www.uqwimax.jp/lp/3gb/

    6Mbpsという速度はYouTubeのHD画質再生が十分できる速度。

    他社の速度制限時は128〜200kbps程という数値を見ればWiMAXがいかに緩い制限なのかは一目瞭然。
    大雑把にいうと1Mb=1000kbなので、制限時では単純計算30倍以上の差があることに。

    モバイルルーターとしてのWiMAX、オススメします。



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