最近だとLTE対応のUltrabookも出てきて別途SIM契約をすることでPCひとつでネット通信ができるものも増えてきました。
LTE対応PCを購入すること自体は今後の流れとしてむしろ当然になってくるかも知れませんが、まだそのLTE通信だけに頼るのは心もとないかなと思います。
ノートPCではスマホやタブレット以上に通信量を消費するため、LTE通信メインだと高額請求を覚悟するか低速での定額通信になってしまうというのが現状です。
今はまだWiMAXでの利用をオススメする3つの理由が下記になります。
スマホと同じようにSIMカードをPCに挿入することでドコモのLTE通信をPC内で可能に。
※Ultrabook…ノートPCのカテゴリひとつ。
薄型軽量で長時間利用可能なバッテリーといった持ち運んでの利用を考えられたモデル。
MacBook Airといえば分かりやすい例だが、Windowsでもこれに似たPCが続々と出ている。
PCとWiMAXの組み合わせをオススメする3つの理由
実際に使用できる通信量あたりの料金で考える
ここではドコモ回線、格安SIM、WiMAX 2+それぞれを契約した場合の月額料金を比較。
下記に限らず、さまざまな料金プランが提供されていますが今回は同価格帯でまとめています。
だいぶ違う料金体系なので比較というよりはあくまで目安にしていただければ…
データSパック(小容量) 2GB 4,900円/月
(基本プラン、mopera U シンプル、データSパック)
データSIMプラン 20GB 4,980円/月
UQ Flat ツープラス ギガ放題 4,380円/月(月間データ量上限なし)
PCでのネット通信ではスマホやタブレット以上に自動通信も多く数GBはわりとすぐ到達します。
また、同じサイトを見るにしてもスマホ用とPC用ではデータ量も違ってきます。
それぞれの通信速度と速度制限
高速通信時:下り最大300Mbps/上り最大50Mbps
速度制限時:送受信時最大128kbps
高速通信時:下り最大300Mbps/上り最大50Mbps
通信制限時:送受信時最大128kbps
高速通信時:下り最大220Mbps/上り最大10Mbps
速度制限時:送受信時最大6Mbps前後(非公表。YouTube HD画質が見れる程度)
それぞれあくまで理論値であり実際に出る速度は周りの環境によって左右されます。
数十Mbps前後出れば十分速い方。特に格安SIMはその特性上、混雑時は大幅に速度が落ちることが多いです。
PC内蔵のLTE通信をするとバッテリー消費が激しい
LTE対応PCだと別途モバイルルーターを持つ必要が無いという手軽さはありますが、一体型ゆえのデメリットもあります。
それがバッテリーの消費速度。WiMAXやWi-Fiへの接続時に比べて内蔵LTEを使うことでPC本体のバッテリーの消費は早くなってしまいます。
まとめ
以上より、
データ量を気にせず、高速通信を一定の料金で利用したい場合にはWiMAXをオススメします。